大阪といえば吉本興業

吉本興業は1982年(昭和57年)、吉本総合芸能学院(NSC)を創設、第1期生としてダウンタウンやハイヒール、トミーズなどを輩出しました。

その後1986年(昭和61年)に、ある劇場がオープンすると、NSCの卒業生が大活躍し、「2丁目現象」といわれる社会現象を巻き起こしました。この劇場の名称は心斎橋筋2丁目劇場です。1982年(昭和57)の吉本総合芸能学院(NSC)の創設は、従来は落語家と同様に師匠に入門して師弟関係を結ぶ必要があった漫才の世界に大きな変革をもたらした。

興行会社が多くの志望者を受け入れるこのシステムは、「ノーブランド」と呼ばれる師匠を持たない芸人たちを生み出すこととなったのである。
1986年(昭和61)に吉本ビル内のホールを改装してオープンした心斎橋筋2丁目劇場は、NSC出身の新人の登竜門となり、実験的な笑いを試みる場を提供した。

従来の寄席とは異なる新人の舞台は、若い女性客などを集め、若手芸人が若者相手に漫才を演じることができた。ここで人気者となったNSC 1 期生がダウンタウンなどで、毎日放送「4時ですよーだ」というテレビ生放送番組も放映された。
1999年3月に閉館となり、若手漫才の舞台は「baseよしもと」に移った。